痛みという快感
18禁動画の中には「SM」ものも多い。しかし、性技のSMよりも蛮で過激な行為は、遙か昔から行われていたようである。
古代インドの性典「カーマストーラ」には加虐待、被虐的な性行為について書かれ、それは現代のSMの原型ではないかと思える。共和政ローマ時代の詩人であり哲学者でもあったルクレティウスは「万象論」の中で、性行為により相手に痛みを与える行為は、より性的興奮を高めるとしているのだ。
もしも古代からSM行為が性的興奮の要素として行われていたとしたら、人間の性とバイオレンスには、倫理観や価値観を超越した関連性があると言わざるを得ないだろう。
人間に限らず、ほ乳類の全ての動物は母体から誕生する瞬間、子は血液と体液にまみれ、母胎は強烈な痛みを感じる。生命の誕生すべてが強烈な痛みを伴うものなら、「痛み」という苦痛は人間を魅了するに違いないだろう。
男性は出産の痛みを知ることは出来ないが、18禁動画を見ているうちに、自分でも気づかないほど力強くペニスを力を込めたことはないだろうか。興奮が増すに従って手の動きを速め、射精の後はペニスがジンジンと痛むのを、一度くらいは経験した事はあると思う。
私たちの肉体は、人工的な造形物と同じく、一度傷つけてしまったら、完全に修復することは不可能である。にも関わらず、18禁動画を見るたびにオナニーを初めてしまう。オナニーはいわゆる自傷行為である。それなのに繰り返してしまうのは、ペニスを摩擦し傷つけるいう自虐行為に、底知れぬ快感を覚えているからに違いない。
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9月 26th, 2011 in
生活